アコンカグア登山記録 中道宏
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1月6日 晴  Berlinへ。

7:36   標高5,140m 気圧529hPa  気圧は上がっている。
寒い。
隣のテントのチームは2時起床、4時出発。
5:00 起床。 ストーブを試すも機能せず。
もう一度シュラフに入り、7時半起床。クラッカーと冷水で朝食。
風が強く、撤収とパッキングに苦労。
9: 40 発 20分後、パッキングを直す。
すぐSSさんに追いつかれる。昨日デポした荷を雪から掘り出すのに1時間かかり、 Nidoに泊ったとのこと。燃料の余裕について尋ねたが、今日の段階では無いとのこと ―― 当たり前である。

13:30 Berlin着。九十九折の曲がりの度に休んだ感じだが、4L弱の水を余分に持ったわりには意外と楽に着けた。彼に遅れること1時間、若い人は強い。

設営、早速ストーブをつける。テント内の温度が上がったためか働き出す。まず、(1) 明日のテルモス、(2) 今日の昼食、(3) 今日の水、(4) 今日の夕食を用意したところで、気温が下がり働かなくなる。
SSさん(宇都宮大学4年生、卒業旅行中とのこと)が、明朝のお茶の湯は用意しますと声かけてくれる。―― 有難い。

14:22   標高5,895m 気圧494hPa

今日もストーブにかかりきりで時間がなく、明早朝のルートの偵察ができなか
った。―― 不安。
夕方、日本人親子が近くに設営。
温かい昼食、冷たいがしっかりした夕食をとり、元気も回復、体調も良い。明日はクラッカー、栄養剤だけで十分往復できる。
ピッケル、アイゼンももっていく。

SSさんと、朝3時に声を掛け合おうということで就寝。

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