|
16Ridgeの下りで2日後の登頂を狙う隊とのすれ違いに苦労する。彼等の登頂を祈る。 C4の閑散とした様に驚く。 C4 → C3の間、A、Cは個人装備のみ、Dは共同装備を1台のソリに乗せ、Cの応援を受けながら苦労してソリを下ろす。 C3は更に閑散としている。ここでA、Cともソリに割り当ての共同装備を乗せ滑らせる。私が最も操作が下手で、隊のスピードを落とす。あまり迷惑をかけるので傾斜の急なところでは態とソリを横にし、滑りを止め引っ張り、緩いところでは引き綱を短くして足元近くを滑らせた。前者は体力を消耗し、後者はソリが靴に当たり苦労した。 C2には僅か数隊。
C1にはかなりの隊。露営の四ツ谷隊の側を通る。 L.P.へ快調に登る。 標高差3,400m、距離23km、時間約18時間は2年前の都岳連日本山岳耐久レースの約20時間に次ぐ長丁場である。天候が味方し登頂していた場合、同様に下山できたか疑わしい。 L.P.も隊の数が減っている感じ。小雨が降っており、すぐには迎えは来飛しないと考え、テントを張り、デポを掘り起こし、食事。迎えが来飛するとのレインジャーの話で撤収する。
写真を撮るにはあまり視界が良くないなかTalkeetnaに無事帰着。 装備を乾かし、預けていた装備ともども整理し、また同じく貴重品を受け取る。
|
デナリ遠征記録 中道宏 Copyright (C) 2005 Hiroshi Nakamichi. All Rights Reserved. |