中道宏 デナリ遠征記録
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日記
(5,130,525) で1週間粘るも登頂を狙えず、遂に下山  

 晴、しかし強風止まず、どの隊にも動きなし。
 しばらく様子を見る。
昼近く、13日も同じく悪く、14日は登頂日との巷間の情報(実際そうなった。)。昨日C5に到着した隊も今日、明日は動かない感じ。
 12時に最終判断することとし、身のまわりを整理する。
 12時下山と決まる。年齢からみて再挑戦は困難、天候に恵まれなかった不運を悲嘆するも、従容として下山することとする。長年の夢であった、私にとっての大冒険も終った。後は安全に、最後まで皆に迷惑をかけないでL.P.まで戻ることに全力を尽すしかない。

16Ridgeの下りで2日後の登頂を狙う隊とのすれ違いに苦労する。彼等の登頂を祈る。
C4の閑散とした様に驚く。
 C4 → C3の間、A、Cは個人装備のみ、Dは共同装備を1台のソリに乗せ、Cの応援を受けながら苦労してソリを下ろす。
 C3は更に閑散としている。ここでA、Cともソリに割り当ての共同装備を乗せ滑らせる。私が最も操作が下手で、隊のスピードを落とす。あまり迷惑をかけるので傾斜の急なところでは態とソリを横にし、滑りを止め引っ張り、緩いところでは引き綱を短くして足元近くを滑らせた。前者は体力を消耗し、後者はソリが靴に当たり苦労した。
 C2には僅か数隊。

下山予定日に間に合うよう、C5からL.P.へ夜を徹して下る。朝が近い

 C1にはかなりの隊。露営の四ツ谷隊の側を通る。
 L.P.へ快調に登る。
 標高差3,400m、距離23km、時間約18時間は2年前の都岳連日本山岳耐久レースの約20時間に次ぐ長丁場である。天候が味方し登頂していた場合、同様に下山できたか疑わしい。
 L.P.も隊の数が減っている感じ。小雨が降っており、すぐには迎えは来飛しないと考え、テントを張り、デポを掘り起こし、食事。迎えが来飛するとのレインジャーの話で撤収する。

 
L.P.のNPSの基地   迎えの飛行機がきた

 写真を撮るにはあまり視界が良くないなかTalkeetnaに無事帰着。
 装備を乾かし、預けていた装備ともども整理し、また同じく貴重品を受け取る。

(2,120 , 783)
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