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山小舎の四季2

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春は短く、あっと言う間に緑一色になる(6月)。

落葉松が伐採されて日が射すようになり、植生が豊かになった。

 夏の合図はカッコウ、ホトトギス、春蝉の鳴き声である。草や樹が次々と花をつける。撮った写真で数えると、草が60、樹が20にもなり、毎年増えている。
 戦前に造林された落葉松林の一画が山小舎建設のため伐採されて日が射すようになり、本来の植生に遷移しているのだろう。このような自然に人間が加わり、賑やかになる。低い気温と湿度を求め約3,500区画の別荘が最も利用される季節である。
 自慢の炉でも薪が燃やされ、燠(おき)で焼かれた料理を酒菜に、山花が開く。老幼問わず好評である。アキアカネが八ヶ岳から降りて来、落葉松林特有のヌメリイグチが採れようになると夏も終わりである。

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