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7. 評価

(1)腰痛対策

ア.

かって苦しんだ腰痛が昨年秋再発し、トレイニングも止められた。悪化の一途で困っていたところ、友人からaiなか整体院(http://www8.ocn.ne.jp/~bonet/)を紹介された。1.治るか、2.8月中旬までに治せるか、3.トレイニングを再開してよいか、の問いにいずれも「Yes」の返事をもらい、ギリギリでEDに申し込むことができた。

イ.

最初しばらくは軽く痛んだものの、指導受けたテント生活作法を守り、ストレッチ、腰痛体操を朝夕の日課としたため、その後は苦しむことは全くなかった。

(2)トレイニング

ア.

aiなか整体院の指導を受け、5月中旬に再開した。期間は限られている。まずデナリのときと同じく毎朝10階建てのアパートの階段をザック(0から25kgに漸増)を背負い、アンクルウエイト3kgを着け、7往復した。これは177mの山を小1時間かけて往復したことになる。

イ.

山行は腰痛のため冬は八ヶ岳赤岳主稜、北岳吊尾根だけと少なく、直前に北ア・餓鬼岳〜燕、中ア・木曽駒ヶ岳〜越百山、南ア・北岳〜農鳥岳の1泊2日のテント山行と2回の富士山日帰り山行だけに終わった。

ウ.

アンクルウエイトは常時2kgを着けている。

エ.

高度順化のトレッキングを含め、登行のすべてが決して楽ではなかったが、いずれも遅れることなく付いていくことができた。日程がうまく組まれ、順調に順化していったのではないか。

(3)体調維持

ア.

登頂の成否は
1.体調の維持、2.高度順応、3.天候
にあると出発前から考えていたが、Kathmanduで合流後、3はB氏が最高の判断をする、2はK氏に従う、1だけが私の責任であると判断した。こんな機会に恵まれることはこれまでも、これからもないことだから最大の努力をした。しかもそれほどのことではない。

イ.

まず標高が上がり始めたKodariから好きな酒を断った。

ウ.

風邪は大敵である。激しい寒暖の変化に対応して、いつになくこまめに着替えた。好きなシャワーも控え、ウエットテッシュの利用で代替し、下着もまめに洗濯した。

エ.

ストレッチ等の時間を朝夕30分から後半には60分に増やした。

オ.

気分転換にABCをよく散歩した。

カ.

結果としてこれまでになく体調がよく、C2、C3でも食欲が落ちず寝つきも良かった。