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10. 登頂記

9月30日 C2(EL7000m)へ

C1から

快晴。これまでに比べ荷は軽い。
11:07 高所滞在は短いほど良いということで遅く出発。
14:20 Lake Camp
つらい急登、歩数を数えたら、毎朝トレイニングした階段登りと同じ1000歩。 
16:40 C2 着。
夕食はインスタントであるが、なかなかのご馳走をK氏に用意していただく。熱湯を入れた水筒を足元に入れ、高所靴は寝袋の間、インナー、手袋は寝袋の中へ。
19:00 就床

9月30日 C2(EL7000m)へ

晴、しかし風は強い。ここでも遅く出発。
アイスフォール等2箇所で大渋滞。
難場を越えてからのなだらかな登りがつらかった。
C1から見えないC2には多くのテントが張ってある。
遠くにシシャパンマが見える。
今晩から酸素を0.5 吸うが、明け方には煩わしくて止めた。

 
C2から   C2からシシャパンマが見えた

10月1日  C3(EL7450m)へ

早朝起きてC3へ持ち上げる装備を厳選。今日から酸素のお世話になるので比較的楽か。
10:25出発、途中から通常コースから外れる。
13:50着、HEだけの、清潔な、眺望の素晴らしい,暖かいテント場である。
お粗末なことに、夕朝食のおかず、明日の行動食を忘れているのに気づく。K氏からチョコバー2本を分けてもらう。
夕食後直ぐに寝付く。

 
C2から酸素を吸う。サングラスとマスクが合わず、痛い。日射と照り返しで暑い。   C2を見下ろす
C3からの遠望 拡大[+]
 
C2からC3へ   C3からロックバンドへ
C3からの通常ルートから離れロックバンドを越えるルート

10月2日 頂上(EL8201m)へ

快晴、風なし.B氏はいい日を当てた。
1:50 起床、通常ルートではすでに動いている。
3:40 出発、テントに座ったままハーネスを着けたため、途中で緩む。
厳しい登りとフィックスロープの後、シェルパのカサンが付く。彼は二代続きの名シェルパで、斜面のトラバースで安心させられる。
通常ルートと合流後カサンはシェルパ歩き(数えてみたら約100歩の間に4回、少しだけ休む)でトップに出る。私の歩き方と異なるので、いささかつらい。途中で酸素ボンベを交換し、チョコバーを1本ずつ食べ、ひたすら登る。
もう頂上かと思うが、なかなか着かない。
突然カサンが肩を組んできた。頂上を一緒に踏むためである。丁度9:00であった。
カサンは氷上に感謝の祈りをし、私はエヴェレストに向かって手を合わせた。
ハーネスの付け直しと小用に20分も要し、やっと写真を撮る。

9時頂上に立ちエヴェレストを望む 拡大[+]
 
 
頂上から四方を望む    

9:40 下山。途中,K氏,T氏に感謝の意を伝える。下山は何時でも、どこでもつらいが、ここもつらかった。
一気にC2まで下り、12:30 着。
長い一日、一月半の遠征があっという間に終わってしまった感じである。登頂できたことを本当に嬉しく思い、家族や友人に感謝した。落ち着いたところで置き忘れていた行動食をつまみ、下山の荷物の整理にかかった。明日も大変である。
19時就床。熟睡。疲れと余った酸素のおかげであろう。

10月3日 ABCへ

晴。しかし風があり、寒い。昨日でなくて良かった。
10:20 出発
アイスフォールで時間待ちし,C1に着いたときには本当に疲れていた。ここで装備をはずし、C1のデポ品と一緒にザックにやっと収め、ヘッドランプを用意し、下山を開始した。
途中段々回復し、18:40 ABCに着き,B氏らに歓迎を受け、また私も感謝の意を述べた。
今晩からアルコールを飲む。

 
C1から下りる   ABC間近で振り返る。夕映えと月が印象的であった。 拡大[+]